●246 谷間の流 たにまのながれ 〇ちるはなをいざないてせせらげる

 表題:谷間の流
 読み:たにまのながれ

 収録:(A)新女子音樂教科書 第3編 若狭萬次郎 共益商社 1933(S.8).9.26=初/1936(S.11).9.28=修訂 ◎Copy=(K12) ※作詞者名なし!
    (B)新女子音樂教科書 教授用書 第3編 若狭萬次郎編 共益商社 1938(S.13).8.14=初 ◎Copy=(K57) ※作詞者名なし!
    新女子音樂教科書第5編 ?<未確認>

 記譜:(A)三部合唱(伴奏なし) イ長調 4/4 (B)伴奏つき

 インチピット:ソラドシ|ドミドミド|レ

 曲:サン=サーンス,カミーユ(Saint-Saens*, Camille)(1835-1921)[フランス]
 編曲:Wakasa(若狹萬次郎)
 詞:犬童球渓


[詞] ※(A)新女子音樂教科書より

1.散る花を誘(いざな)ひて せせらげる谷水(たにみづ)よ
  人も知らぬ 深山(みやま)の岩陰に
  匂へる其の花 世の人に知らすと

2.散る紅葉(もみぢ)誘ひて せせらげる谷水よ
  人も愛でぬ 深山の峯に尾(を)に
  綾(あや)織る紅葉を 世の人に見せんと


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